私の息子が不登校になって、何度か面談も行ってきました。
今になって思うことは、不登校に対する一般的な対応の知識不足です。
これは親である自分はもちろん、先生方も同じです。
知らないがゆえに配慮の欠けた発言をしたり、間違った親の対応を肯定したりしていたからです。
まずはこちらを先に読んでください。
生徒が不登校になったとき、子どもに対して先生がとるべき対応は、親と同じです。
先ほどの記事に書いてあるので、ここでは割愛させていただきます。
ここでは次の2つポイントに分けてお話しします
- 親に言ってはいけない言葉
- 配慮があると嬉しい対応
不登校の親に言ってはいけない言葉
あまり気にせず発言すると、不登校の親の心を傷つけることがあります。
私も少ないながらに経験があります。
これは、知識として持っておいてほしいです。
甘えているだけでは?
他にもこんなのがあります
- 家の居心地が良すぎるんですよ
- お母さんと一緒にいたいからでは?
全て親が悪いと言われているような気がしてしまいます。
1時間でもいいから連れてきて
先生に言われると、親は頑張るし、子どもは嫌がるしで悪循環。
子どもと親の関係が悪くなり、子どもも親も辛いです。
無理に学校へ連れて来るよう伝えるのはやめましょう
さらに、3時間目までと決めて学校に親が連れて来たときに、「もう少し頑張ってみない?」「給食を食べて帰らない?」など滞在時間を伸ばそうとしないこと。
子どもは帰りたいのに帰ると言えず、無理をしてしまい、余計に学校へ行けなくなる。
さらに、約束を破った学校や親に対して不信感が増す。
不登校の親にやってほしい対応
不登校の親のメンタルは、先生の想像以上に辛いです。
今まで出来ていたことがツラくなります。
配慮してくれると嬉しいなと思うことをまとめています。
今から紹介するのは一般的な対応です。親によっては逆に苦痛に感じることもあるため、話をして「どうするのがお母さん、お父さんにとって良いか?」聞いて最終的に判断するようにしましょう。
出欠連絡を電話以外のものに変える
息子が学校へ行けないとき、電話で連絡するのがとてもしんどかったです。
アプリの導入を検討しましょう。
行けない日の方が多い場合は、行ける日に電話連絡する形に変えてあげてください。
- 途中で行ける日だけ連絡
- 連絡なしの欠席は休む日にする
など、臨機応変に対応してあげてください。
給食は止められることを伝える
学校の給食が止められると知らずに給食費を払い続けてしまう家庭があります。
完全に不登校になりそうなら、情報の1つとして伝えてください。
学校に無理に連れてこないよう伝える
行き渋りが始まった頃や、不登校になりたての頃は、知識のない親が多く、間違った対応をとってしまいます。
先生から正しい知識を提供してもらえていたらと思うことがあります。
無理やり学校へ連れて行くことは間違えだと言えるようになってほしい。
中には、学校へ連れてこないようにとは何事?といったことを言う親もいるかもしれません。無知とはそういうものです。そんな方には、第3者から伝えてもらうか、親向けのPDFを渡してください。
プリントはメールで対応
学校から親へ配布する資料やプリントをメールかアプリで渡せるようにしてください。
何度も学校へ行くのは親としても負担です。
サインのいる物や、集金のときだけ学校へ来てもらうようにが理想です。
親との情報交換の頻度について
親の負担を考えて、全てをメールなどの対応に変えると、先生との連絡が途絶えがちになります。
我が家は3ヶ月放置され、かなり辛い思いをしました。
間を開けすぎても、頻繁に連絡しても、親へ負担を与えることになります。
素直にどのくらいの間隔で連絡をしたほうが心の負担とならないか聞いてから対応するのがベストです。
不登校の生徒に対する対応
不登校生徒に対する対応は、かなり慎重に行う必要があります。
生徒と会える場合
このツイートを見ていて大事なことがわかるきがしたので紹介します。
- 学校に来いと言わない
- 何かを強制しない
- ちゃんと気にかけてあげる
- 話を聞いてあげる
私の息子は先生を怖がっていて、会うことすら出来ない状態ですが、もし会えるなら、この4つをまもってほしい。
寄り添う気持ちは伝わると思うのです。
生徒と会えない場合
先生に対して拒絶反応があったり、生徒の心理状態が悪く誰も受け付けない場合は、子どもと直接かかわることは諦めましょう。
まずは親の心のサポートに力をそそぎ、子どもとのかかわり方を教えられるのが理想です。
私の息子も
- 会うこと
- 話しかけられること
全てを拒絶しているので、先生の息子への関わりは断っています。
HSCの子どもについて知る
HSCとは、人一倍、敏感な子どものことです。
息子もそうですが、先生が他の子どもを叱っていても辛く感じたりします。
どのように関わるのが良いのか?
知識として持っておいて欲しい
編集可能なデータを用意しました
「学校へいきたくない」と言われる前に知っておいてほしいこと
学校で配布できるように、Canvaデータを無料共有します。
コピーすることで自由に編集できます。
学校側から保護者の方へ配っていただいてもかまいません。
Canvaで手に入れたデータをコピーして編集する方法はこちら
CanvaでPDFでダウンロードする方法はこちら
まとめ
先生も忙しくて不登校に時間をさくのは難しいとわかっています。
ですが、今回紹介した内容は、そんなに難しくない対応だと思うので、頭に入れて置いてほしいです。
不登校のお子さんをお持ちで、
- 先生たちにしてもらって嬉しかったこと
- 先生たちの対応で辛かったこと
などありましたら、コメントいただけると嬉しいです。
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