フリースクール運営を考えれば考えるほど、運営費で行き詰ります。
国からの補助金は期待できません。
現状では、ほぼ不可能です。
かりに国から補助金が出たとしても、フリースクールの規制や条件が厳しくなり、思うように活動できなくなる可能性もあります。
そこで、町から補助金を出してもらえないだろうか?と考えはじめました。
フリスクに補助金が出ている都道府県や市町村
不登校支援としての補助金は大きくわけて2種類あります。
- フリースクール等の運営者側に向けたもの
- フリースクール等を利用する側にむけたもの
実際にフリースクールなど不登校を受け入れている施設や保護者に対しての補助金制度を導入している市町村を調べてみたところ、結構あるのがわかりました。
ざっと調べただけで出てきた地方自治体を紹介します。
フリースクールなど施設に対しての補助金
フリースクールの利用者に対する補助金
市町村へ補助金導入の要望書を出してみる
要望が通るか解りません。
でも、やるだけはやっておきたいので、要望書を作って提出してみたいと思います。
要望書を作る
要望書なんて作ったことないので、ググってみますが、あまり良さそうなテンプレが見つかりません。
なので、何となく自分で作ってみました。
構成は4つ
- 要望の趣旨
- フリースクールを作る目的やねらい
- 要望の理由
- なぜフリースクールが必要なのか詳しく
- 要望の詳細
- どういった補助金が必要なのか明確に
- 関連(参考)資料等
- 補助金導入している地方自治体の名前とURLをいくつか掲載
役所にある子育て支援担当の科へ提出
話がスムーズに通るために、前もって電話にて連絡しておきます。
私の場合は、助成金担当の課だけでなく、教育課も同席してほしいとお願いしました。
持参した書類はこちら
- 補助金の要望書
- フリースクールのリーフレット
- 誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策についてPDF)
文部科学省から教育現場へ向けて出された通知文書です。
学校以外の居場所の用意について書かれているため持って行きました。
- 不登校の子どもの行き場が全くない現状
- 教育支援センターもないため、自宅で過ごしていることなど
- 子どもが不登校になったときの親の辛さ
- フリースクール運営を考えるに至った理由
- 他の地方自治体が行っている補助金の種類の説明
- 適応指導教室の用意を考えている
- 必要なものだと感じので検討はするが、実際に導入可能かは現時点で返事はできない
- 実現できたとしても、かなり時間はかかり、再来年度以降になる可能性が高い
- 場所の無料提供、町営バスの無料利用などは、すぐに検討できる
自治体の方と話してみて良かったこと
実際に話してみると、いろいろ見えてくることがありました。
じつは電話するのもドキドキで、面談も泣いてしまいました。
それでも、やって良かったと思っています。
その理由は3つ
教育支援センターの用意について
不登校で長期間休んでいる子どもが、別の場所で学習支援を受けたり、人とのかかわりを学べる場所、。うん寧は教育委員会等が行っています。
これがもし実現するなら、私がフリースクールを作る必要はなくなります。
でも、戻ってきてから気になることが出てきました
- いつから開始予定なのか
- 配置される職員は何人か
- どういった関わり方をするのか
ただ用意するだけではダメで、どう対応するのかが大事です。
今後、詳しく聞いて判断していきたいなと思います。
場所の無料提供について
実は前もって補助金制度につて調べていたため、実際に導入となっても時間がかかるのは知っていました。
今困っているけど、必要なときに補助金の利用はできない。
補助金導入したときにはフリースクールが必要なくなっている可能性がある。
それくらい子どもの数が少ないのです。
でも、場所の無料提供はできるかもしれないという言葉は嬉しかったです。
「何かしら協力したい」という意思が伝わってきたからです。
自治体からの回答
ほどなくして、自治体から補助金制度導入について返事がありました。
補助金制度導入は難しい
その理由は3つ
- 教育支援センターをつくるための予算確保が精一杯
(教育支援センターができる=予算がそちら優先) - 運営者の子どもがいるため。
補助金が導入されたとしても、我が家は使えないということ - 自宅で運営もネック
1番の理由は予算のようです。
まとめ
とりあえず、一歩前進。
適応指導教室ができたらフリースクールが必要なくなる。
そう思うと少し残念な気持ちになってしまいました。
今後どうなるかわかりませんが、また報告させていただきます。
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